布団をただ干すだけでは、「ダニ退治にあまり効果がない」ことはテレビでも結構特集されたりしてるから、知っている方も多そうですよね。
「布団を干しても、ダニの死骸が残ってるから布団をたたかずに、干したら掃除機をかける」
これで、正直布団のダニは退治できるものだと私は思っていました。
でも実は調べたところによると、布団を天日干しして、掃除機をかけたとしても、ちゃんとダニ退治ができてるわけではないみたいなんです。
布団を天日干ししてもダニは100%生きていた!
ある実験で、布団にダニをつけてどのくらいダニが死ぬのか調べたそうです。天日干ししていた時間は4時間ほど。
結果は、天日干ししても、ダニは100%生きていたそう・・・恐ろしや( 一一)
布団の天日干し、ダニの増殖防止には効果あり!
天日干ししても生きているダニにはほとんど効果がないようですが、天日干しすると、布団の湿気を飛ばすことができるので、ダニが増殖しないようにするのには効果があるそうです。
掃除機でも生きているダニは吸えない!
すでに死んでしまったダニ、ダニの死骸もアレルギーを引き起こすもとです。掃除機は、ダニの死骸を吸って、アレルギーのもとを少なくすることはできますが、掃除機をかけても生きているダニには効果がないようです。
生きているダニは布団の奥に潜り込んだり、布団の繊維に絡まってしまっているので、掃除機では吸えないそう。
生きているダニを駆除するには、熱を加える!
ダニを死滅させるには、熱を加えることがポイントです。50度以上の環境では、ダニは生きられないので、ダニを死滅させることができます。
布団乾燥機でダニを死滅させる
布団乾燥機を使うと、簡単に50度以上の環境が作れるので、生きているダニを殺すことができます。
高額そうに思える布団乾燥機ですが、調べてみたところ1万円ちょっとで購入出来るモノが多かったです。中には、1万円かからずに購入できる布団乾燥機もありましたよ。
少し手間はかかるけど、スチームアイロンもダニ退治に使える!
布団乾燥機と比べると、少し手間がかかりますが、スチームアイロンもダニを死滅させる効果があります。
アイロンならどこの家庭でもあると思うので、わざわざ布団乾燥機を買うのはちょっとなぁ・・・という方は試してみるといいと思います。
<スチームアイロンでダニを死滅させる方法>
1、まずは部屋を暗くする
ダニは、暗い場所で積極的に動き回るので、部屋のカーテンを閉めて、部屋を暗くします。布団を天日干ししたあとは、ダニが布団の奥に逃げ込んでしまっているので、1時間ほど暗い場所に布団を置いてから、スチームアイロンをかけるようにします。
明るい場所では、ダニが表面に出てこず、ダニを死滅させることが出来ないので、必ず先に暗い場所に布団を放置するようにしましょう。
2、布団が焦げないように当て布の準備
タオルを濡らし、固く絞って当て布にします。当て布をあてることで、布団を焦がさずしっかりアイロンをあてることができます。効率よくダニを死滅させることができるのです。
3、スチームアイロンを頭の方からかけていく
ダニは、髪の毛やフケを餌にしているので、頭周りにダニが集中します。なので、アイロンをかけるときは、頭の方から足の方へアイロンをかけていくようにするといいです。
頭周りは特に念入りにアイロンがけすることをオススメします。
4、最後は掃除機で仕上げ
アイロンで死滅させたダニの死骸を掃除機で吸い取ります。ダニの死骸もアレルギーを引き起こすもとなので、掃除機も念入りにかけるようにします。
普通の掃除機のヘッドだと、布団を吸い込んでしまったり、掃除機をかけづらいので、ヘッド部分を布団用のノズルに変えて掃除機がけすると、スムーズに動いて楽です。
普段のお掃除に使っている掃除機をそのまま布団にかけるというのも抵抗がある方も多いと思いますので、ノズルを変えるのはオススメです。
ただ、掃除機によって布団用のノズルも合う合わないがありますので、購入前にはよく調べてから購入するといいですよ。
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