大根の葉っぱ側と根っこ側、辛いのはどっち?
私もたまに「辛いのどっちだっけ~?」と忘れることがありますが、大根の辛い方は、根っこ側の下の部分になります。
スーパーでよく上半分と下半分に分かれて売られていますが、辛い方がいい場合は下半分、甘い方がいい場合は上半分を買うようにするといいです。
ちなみに、大根の外側と内側とでも辛い、甘いがあるようですよ。
「酵素ミロシナーゼ」という成分が大根の辛さを作り出しているそうですが、その酵素ミロシナーゼが大根の皮に近い外側の部分に集中しているからみたいです。
大根を輪切りにすると、外側は辛く、内側は甘いみたいです。
まぁ、大根をくり抜いて使うなんてことはないのであまり関係ないですけどね。
それから、大根の側面を見ると、穴がぽつぽつ開いてるんですが、あの穴がキレイに1列に並んでいる大根は甘いと言われています。
逆に穴が、らせん上にねじれていると、辛い大根なので、大根を買うときは穴の並びも気にするようにしてみるといいです。
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大根の上下で甘い・辛いがあるのはなぜ?
大根の上下で甘い、辛いがあるのにもいろいろ理由があるみたいです。
・上部分は日光に当たっているから、甘味がある
逆に、下の部分は土の中なので、日に当たることなく甘味が増えない
・大根は土の中で下に伸びて育つので、虫などに食害されないように下部分は辛い
葉っぱで作られた養分(デンプンなどの糖質)がいきわたりやすいから上部分は甘い
・大根は下へいくほど細くなり、皮の付近にある「酵素ミロシナーゼ」が多くなるので、下部分が辛くなる
こんな理由があるみたいです。
部位別調理法で、大根1本をおいしく食べきろう!
大根は、葉っぱ側が甘く、根っこ側が辛いので、部位別に調理法を変えると最後までおいしく食べきることができます。
葉っぱ近くの青いところは、水分が少なく、硬めなので、サラダやなますなど、生で食べるのに向いてます。
甘い大根おろしが好きなら、この部分をすりおろして使うといいです。
水っぽくならないです。
大根の真ん中の部分は水分が多く、柔らかいので、おでんや煮物にするといいです。
この部分は味も染み込みやすいみたいです。
大根の下の部分は、辛味が強く、筋張っているので、細切りにしてみそ汁にしたり、薄切りにして漬物にするといいようです。
辛い大根おろしがお好きなら、先っぽの方をすりおろすといいですよ。
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辛い大根おろしも時間が経つと辛くない?
辛い大根おろしも時間が経つと、辛みがどんどん薄れていくようです。
大根をおろしてから3分経つまでは辛味は少ないようなんですが、そこからどんどん辛くなり、6分後に辛味がピークになるようです。それで、そこからまた、辛味が減っていくらしいですよ。
辛味がなくなっていくのと同時に、味もビタミンCも減っていくそうです。
大根おろしは、食べる直前にすりおろして、すぐ食べちゃわないとですね。
それから、大根をおろすときは、おろし金と大根の切った面が直角になるようにすると、口当たりがよくなるらしいです。