新米主婦でもわかる!たけのこの下処理方法!
周囲に田畑があるような場所に住んでいたりすると、突然、大きなたけのこをいただいたりします。
山で掘られた、茶色い皮を幾重にもまとった、生のたけのこ!
さあ、どうしましょう!?
スポンサーリンク
スーパーで売っている水煮のたけのこしか見たことがない人間にとっては、
どう扱っていいものか、さっぱりわかりません。
せっかく親切で持ってきて下さった物。
何とかして、食べなくちゃ。
でも、どうすればいいでしょうか?
たけのこは、エグ味があるので、下処理をしなくちゃいけません。
米ぬかはありますか?
米ぬかは、生のたけのこが売られている場所では、小袋に入って売っていたり、
近くにコイン精米機があれば、自由に持って帰ることができます。
それと、鷹の爪。
臭み消しになります。
さあ、いよいよたけのこです。
汚れが付いていたら、軽く洗ってくださいね。
皮は、むいちゃダメですよ!
皮には、エグ味をとる働きがあるんです。
まず、皮つきのままで、穂先のとがった部分を斜めにザクッと切り落とします。
それから、たて方向にも皮に切り込みを入れます。
いきなりゴロンと 転がったりするので、けがをしないように気を付けて。
手にあまるなら、無理しなくてもいいですよ。
たけのこを下処理するときは、水からゆでます。
鍋に、たけのこを丸のまま入れて、水をかぶるくらい入れます。
そこへ米ぬかを、ドバッとひとつかみ(1カップくらい)、
鷹の爪、2~3本いれて、火にかけます。
吹きこぼれない程度に、中火~弱火で、30分~1時間ほどゆでます。
中火~弱火? 30分~1時間? どうしてこんなに、幅があるの!?
それは、たけのこの大きさによって、変わるからです。
自分の家の、鍋の大きさや、コンロの火力に合わせて、
吹きこぼれずにコトコトゆでられる程度の火加減をキープしてください。
30分ほどゆでたら、竹串でたけのこの、根本の方を刺して、
固さを確かめてみましょう。
アクは、米ぬかが吸ってくれるので、アクとりはしなくていいですよ。
竹串が刺されば、ゆであがりです。
では、火を止めて、そのまま自然にさめるまで、放っておいてください。
3時間か、4時間か、それ以上でも、・・・
何か他の用事をすませて、次にあなたの手が空くまで。
その間にも、エグ味がぬけていきます。
さめたら、ゆで汁を捨てて、たけのこの皮を、ていねいに剥ぎとります。
これで、下処理の完了です!
ここのサイトにアクセスすれば、画像で確認できますよ。
意外と時間がかかる!?時間がない主婦必見!たけのこのゆで方【時短編】
こんな大変なこと、とてもやっていられない!
米ぬかもないし、
もっと簡単で、時間のかからないやり方はないの?
それなら、米ぬかなしの、時短バージョンをやりましょう。
圧力鍋と、普通の鍋、2つのパターンを紹介します。
圧力鍋を使う場合、
まず、最初のやり方と同じように、切り込みを入れます。
米のとぎ汁(または水と米ひとつかみ)、鷹の爪、たけのこを入れて、
15分加圧します。
そのまま放置して、さめるまで待ちます。
皮をむいて、下処理完了です。
普通の鍋の場合、
切り込みを入れて、先に皮をむいちゃいます。
そして、調理する大きさに切ります。
さっきは、皮むいちゃダメっていったのに!?
時短のためなら、しかたありません。
鍋に、米のとぎ汁(または、水と米ひとつかみ)、たけのこを入れ、
15分、ブクブク出てくるアクを取りながら、ゆでます。
ゆで汁を捨てて、下処理完了!
こんなに簡単なら、このやり方でいいじゃん!
でも、このやり方だと、節の間の白い物質が、逃げちゃうんですよ。
そこが、たけのこで一番栄養のあるとこなんです。
機会があったら、栄養を逃がさないやり方にも、チャレンジしてくださいね。
あと、生のたけのこは、時間がたつほどエグ味が増えるので、
使う予定がなくても、下処理は早めにしてください。
水をはった容器に入れて、冷蔵庫で保存すれば、
2~3日は、もちます。
びんづめにして、長期保存する方法もあります。
長期保存の方法は、こちらから。
では、おいしいたけのこ料理を作ってください。